· 

最近の発熱外来の様子

さて、第7波が猛威をふるっている鹿児島市ですが、最近の発熱外来の様子について説明致します。

 

毎日発熱患者さんから沢山の電話問い合わせが来ます。発熱外来は予約制にしてます。突然来院されると待機スペースは無いですし、待ち時間も予測できないので必ず電話で予約してください。

発熱患者さんには指定された時間に来院して頂きます。自家用車の場合は車内で待機、徒歩の場合は駐車場の診察スペースで待機して頂きます。待機スペースはとても暑いですがどうしようもないです。

問診票を記載して頂き、院長が診察し、必要と判断したらコロナPCR検査(鼻腔)を実施します。

院内で数分でPCR検査の結果が判明しますので、結果をお伝えしてお薬を処方し帰宅して頂きます。

ちなみに新型コロナウイルスPCR検査は公費負担といって自己負担がありません。しかし初診料等は保険診療ですので、自己負担分があります。だいたい3,000円程度です。全部無料ではありません、必ず現金を持ってきてください。

陽性の場合、その日から自宅療養となります。院長が国の患者登録システムに登録し、さらに鹿児島市保健所に電話で登録を行います(ほぼ同じ項目を2回登録する極めて非効率なシステムで、毎日大変疲れます)。だいたい翌日に保健所から本人の携帯にショートメールで連絡が来ます。毎日体調を入力する必要があります。10日間入力を終えると療養終了となります。途中で「ホテル療養を希望しますか?」という電話も来ますが今ホテルに空きがあるかは不明です。療養期間中に解熱剤がほしい、咳止めがほしい等の場合当院で処方できます。今の株は、喉がものすごく痛い、という症状が多いです。

一緒に住んでいる家族も熱が出た、という場合はもちろん当院で診察・検査が可能です。

都会では発熱外来の受診に数時間待ち、とか電話が繋がらない、とかニュースで流れていますが、鹿児島では幸いそこまでの逼迫は感じません。きちんと手順を踏めばスムーズに受診できますし、心配有りません。

基本的な感染対策を守りながら、暑い夏を乗り切りましょう。